確かに新型コロナウイルスの猛威は時計産業にも大きな打撃を与えました。
スイス時計協会の発表によると、スイス時計の輸出額は2020年、未曾有の金融危機に陥っていた2009年―前年にリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことに端を発するいわゆるリーマンショック―に次ぐ減少を記録した、と。しかしながらワクチン接種が浸透したこともあり、じょじょに各国で経済活動が回復。2021年にはスイス時計輸出高で好景気だった2019年を上回り、過去最高となる223億スイスフランと叩き出すこととなりました。http://www.noobshop777.com/
さらに国内市場に目を向けてみても、しかり。大手ネットショッピングモールの腕時計ジャンルは増税となった2019年・そしてコロナ禍が始まった2020年にいったん落ち込むものの、2021年で急速に売上高を伸ばしており、高級時計へのニーズは過去類を見ないほど絶好調と言っていいでしょう。
資産価値は簡単に言うと値崩れしないこと。「買って楽しんだ後、売却時にも大きな損をしない」といった人気ブランド時計ならではのメリットが、時計購買のマインドに大きく影響するようになってきています。これは時計の売買に慣れた愛好家のみならず、一般ユーザーであってもよく知るところですね。
もっとも、この話題の中心にいつもいるのがロレックスであることは否めません。しかしながら当然ロレックス以外にも、資産価値の高いブランドは数多く存在します。値崩れしづらいことはもちろん、着実に実勢相場を上げていっている人気モデルも。