この時計の第一印象は、その独特の輝きと温もりにある。ケースと特徴的な三連ツラーのプレジデントブレスレットは、すべてロレックスが独自に開発した「エバーローズゴールド」で作られている。これは、美しいピンクゴールドの色合いを長期間保つために開発された、ブランド独自の18ctピンクゴールドである。その発色は深く、落ち着きのある風格を感じさせる。

このエバーローズゴールドの豊かな魅力を引き立てるのが、モデル228235を象徴する「オリーブ」の文字盤だ。精緻なプレス加工によって施された葉脈の模様が、光の加減で複雑な陰影を生み出す。深い緑と温かな玫瑰金のコントラストは、他にはない独創的なエレガンスを醸し出している。

従来の36mmから40mmへと進化したオイスターケースは、現代的な存在感を備えながら、デイトジャストが長年培ってきた典雅なプロポーションを失っていない。手首にのせた時のフィット感と重みは、まさに至高の体験である。

内部には、最高級クロノメーター認定を受けた自動巻きムーブメント「キャリバー3255」が搭載されている。その精度と信頼性、そして70時間というパワーリサーブは、この時計の華やかな外見を支える確かな基盤となっている。

ロレックス デイトジャスト 40 228235は、時代の流行に流されない、確固たる価値観を体現する時計である。それは、洗練された玫瑰金の輝きで、所有者の歩んできた道のりと、これから築く未来の成功を、揺るぎなく刻み続けるであろう。