1992年、ロレックスは新たなる航海の仲間を世に送り出した。プロフェッショナルダイバーズウォッチとしての堅牢性と、マリンレジャーにふさわしいラグジュアリーな美しさを融合させた「ヨットマスター」コレクションの誕生である。ロレックススーパーコピーRef.16628Nは、その輝かしい第一世代を代表する一本であり、18Kイエローゴールドの重厚な輝きを纏う40mmの傑作である。
このモデルのケースは、サブマリーナーなどプロフェッショナルモデルのそれと共通する、堅牢なオイスターケース構造を採用している。サイドには特徴的な「小耳(リューズガードの保護用突起)」を備えた初期型のデザインであり、コレクターの間で特に珍重されている。ねじ込み式のトリプロックリューズを採用しながら、防水性能は100mに設定されており、「海中で使うため」ではなく「海の上で優雅に使うため」という、ヨットマスターの出自を如実に物語っている。
この時計の真髄は、何と言ってもその艶やかな表情にある。サテン仕上げとポリッシュ仕上げを巧みに使い分けたケースと、両方向回転式の18Kイエローゴールド製ベゼルは、帆船のデッキで光を受けて輝く。文字盤のバリエーションも豊かで、ホワイト、ブルー、そして特に希少価値の高いマザーオブパールダイアルは、海面のきらめきを思わせる神秘的な美しさを湛えている。蓄光塗料を施したメルセデス針とインデックスは、夜間のヨットハーバーでも確かな視認性を確保する。
心臓部に搭載されるのは、ロレックスの至宝とも言える自動巻きキャリバー3135である。その精度と信頼性は、あらゆる海況下で揺るぎない時を刻むことを約束する。ブレスレットは、20mm幅の18Kイエローゴールド製オイスターブレスレットを採用し、初期型特有の王冠デザインのクラスプが、所有する喜びをさらに高めてくれる。
1992年から2013年頃まで製造された16628は、スポーツウォッチの機能性と、純金ならではのラグジュアリーを高い次元で融合させた、稀有な存在である。それは、海風を切るヨットのデッキで輝くための、黄金の帆を掲げた時計なのである。