ロレックスのカタログの中で、最も多くの表情を持つコレクションと言われる「デイトジャスト」。1945年の誕生以来、時代を超えて愛され続けるその魅力は、多彩な素材、サイズ、文字盤のバリエーションにある。その中でも特に女性の腕元を優雅に彩る1本が、「デイトジャスト 279171NG」である。
28mmのケースサイズは、レディースモデルとして絶妙なバランスを持つ。小さすぎず、かと言って主張しすぎない。その絶妙なサイズ感が、どんなシーンにも自然に溶け込む。ケースとブレスレットには、ロレックスならではのコンビネーション「エバーローズゴールド」とステンレススチールを採用している。温かみのあるローズゴールドの色合いは、肌馴染みが非常に良く、着ける人の女性らしさを引き立てる。
このモデルの真髄は、その名に込められた「NG」にある。これは文字盤に「ネイト・ジョワイユ(NACRE JOAILLERIE)」すなわち「真珠貝の宝飾」が使われていることを示している。微妙なピンクのグラデーションを持つマザー・オブ・パールの文字盤は、角度によって虹色に輝く。一つとして同じ表情を見せないその美しさは、まるでオーロラのように神秘的だ。その輝きをさらに引き立てているのが、10の区切りに配置されたルビーインデックスである。真珠貝の柔らかな光沢とルビーの深紅の輝き。この絶妙なコンビネーションが、279171NGの最も独自性の高い特徴となっている。
ベゼルには、伝統的なフルーテッドベゼル(溝彫りベゼル)を採用。エバーローズゴールド製のこのベゼルが、光を複雑に反射し、文字盤の華やかさをケース全体へと広げている。3時位置のサイクロプスレンズ越しに見える日付表示は、ロレックスならではの確かな実用性を象徴している。搭載する自動巻きムーブメント「キャリバー2236」は、約55時間のパワーリザーブと高い耐磁性を持ち、日常使いでの信頼性は折り紙付きだ。
「デイトジャスト 279171NG」。それは、マザー・オブ・パールとルビーが織りなすハーモニーであり、エバーローズゴールドの温もりが包み込む、まさにジュエリーのようなタイムピースである。