ロレックスのコレクションの中で、最高位に君臨するモデルと言えば「デイデイト(Day-Date)」である。1956年の誕生以来、フルゴールドまたはプラチナのみで製造されるこのモデルは、卓越したステータスの象徴として、数多くのリーダーや成功者たちの腕元を飾ってきた。そのデイデイトに、まばゆいばかりの宝石装飾を施した究極の一本が、「デイデイト228398TBR」である。
このモデルの最大の特徴は、ケースとブレスレット全体に採用された18ctイエローゴールドと、文字盤とベゼルを飾るダイヤモンドの豪華な共演にある。ケース径は40mm。デイデイトの伝統的なプロポーションを継承しつつ、その表面全体が職人による丹念なポリッシュ仕上げによって鏡面のように磨き上げられている。
ベゼルには、高品質なブリリアントカットダイヤモンドが惜しみなくセットされている。ロレックスは宝石の選定から自社で行っており、宝石の高さ、方向、位置、そして金属の繊細な仕上げに至るまで、厳格な基準を課している。熟練の宝飾職人が一つひとつ手作業でダイヤモンドを埋め込むこの作業は、まさに彫刻家の如き精密さを要する。
そして、このモデルの真髄とも言えるのが、その文字盤のバリエーションだ。228398TBRは、シャンパンやグリーン、グリーンオンブル(グラデーション)、ブラックオニキス、ホワイトパールマザーなど、多彩な表情を持つ文字盤と組み合わされる。中には、10個のバゲットカットダイヤモンドがインデックスとしてセットされた「密鑲鑽石(パヴェ)」仕様も存在する。どの文字盤も、ロレックスが自社で開発・製造する極めて高い技術の結晶である。
心臓部には、ロレックスが誇る自社製ムーブメント「キャリバー3255」を搭載している。このムーブメントは、約70時間のパワーリザーブと、COSCとロレックス独自の基準の両方に合格した「スーパーラティブクロノメーター」としての信頼性を誇る。
ブレスレットは、デイデイトのために開発された「プレジデント(元首型)」ブレスレット。三つのアーチ形リンクで構成され、比類のない装着感と高級感を提供する。ファイヤーゴールドの輝き、ダイヤモンドの煌めき、そして卓越した機械精度。228398TBRは、ロレックスのジュエリーウォッチの頂点に立つ、まさに「黄金の宝石箱」と呼ぶにふさわしい存在である。