時計の世界に「宝飾の極み」と呼ぶにふさわしいモデルがある。ロレックス GMTマスターII Ref.116758SARUは、2006年に発表された、イエローゴールドのケースにサファイア・ルビー・ダイヤモンドを惜しみなくあしらった、まさに「幻のGMTマスター」である。
このモデル最大の特徴は、そのベゼルにある。ブルーのサファイアとレッドのルビーが交互に配された18石のサファイアと18石のルビーは、
ロレックスコピーGMTマスターの象徴であるペプシカラーを宝飾という新たな次元で再解釈したものだ。天然石の色の濃淡や透明度を完璧に揃えるために、熟練のジェムセッターによる精密な工程が施されている。
直径40mmの18Kイエローゴールド製ケースは、ラグやリューズガードにもダイヤモンドがセットされ、全体で76石のダイヤモンドが煌めく。ブラックのパヴェダイヤダイヤルは、光を受けるたびに立体的な輝きを放ち、まさにジュエリーの領域に達している。
心臓部にはロレックス自社製の自動巻きムーブメント「キャリバー3186」が搭載され、GMT機能と日付表示を備えながら、100mの防水性能も維持している。実用性と芸術性の両極を極めたこの時計は、製造数が極端に少なく、市場に出回ること自体が稀な存在として、コレクターの間で熱い視線を浴び続けている。
116758SARUは、単なる時計ではない。ブルーとレッドの宝石が織りなす色彩のハーモニーと、黄金の重厚な輝きが融合した、身に着ける芸術作品そのものなのである。